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注文住宅の建築は、使用する建材や構造の違いにより、さまざまな工法があります。せっかく注文住宅を建てるなら、分譲住宅では叶えられない、自分の好みの素材で理想の間取りやデザインを取り入れたマイホームを作りたいですよね。湘南の風土に適した素材を探すため、さまざまな建材の種類について勉強しましょう。
松(マツ)は硬さがあり丈夫で、風当たりの強い山の斜面などの厳しい環境にも強い耐候性に優れた木材です。そのため海辺などの防風林としても使われるなど、内装だけでなく外装や構造材としての使用にも向いています。
杉(スギ)は、硬い部分(冬目)と軟らかい部分(夏目)のはっきりした年輪模様をもつ特徴があります。軟らかい夏目の部分は強い雨風の影響でやせてしまう性質もあり、特に沿岸部などの住宅外壁には「焼き杉」を用いられることもあります。焼き杉は木の表面を焼いて黒く炭化させることで、腐食に強い素材になります。メンテナンスの面からの有用性も高く、焼き杉独特のシックなデザインに仕上がります。触れると黒く着色するので、洗濯物干しなどの際には注意が必要です。
檜(ヒノキ)は、硬さと耐久性・耐湿性があり古くから寺社や仏閣の建築にも使用されてきました。リラックス効果を有するヒノキ特有の香りも魅力で、外装のほか内装にも多く使用されます。しかし、値段が高いというデメリットがあります。
楢(ナラ)ははっきりした木目模様が特徴で、強度があり高い耐久性と耐水性を持つことから、ウィスキーなどの酒樽のほか、建材としてはフローリングや家具などに多く使われています。また、割れや反りが生じやすいというデメリットがあります。
楓(カエデ)は国内産カエデのカエデ材と北米産カエデのメープル材に分けられます。国産カエデは赤味を帯びた色調であるのに対し、メープル材は白っぽい風合いが特徴です。価格などからメープル材の方が入手しやすく、重硬で耐衝撃性を有することからフローリングなどに多用されています。また、直射日光や熱などの影響により酸化することで、色味が経年変化していきます。
胡桃(クルミ)の木材は、国産「オニグルミ」と、主に多く流通している北米産「ブラックウォールナット」があります。「オニグルミ」は明るめの優しい風合いを有する一方、「ブラックウォールナット」は落ち着いた印象の濃茶褐色という大きな色調の違いがあります。胡桃(クルミ)は、硬く軽量で加工性がよく、加工後の狂いも少ない特徴があり、フローリングや内装建材、家具などに使用されています。ブラックウォールナットの無垢材は、紫外線などにより色調は徐々に明るく変わっていきます。
樺桜(カバザクラ)は淡い色味で節の少ない優しい風合いの木目を有します。他の硬質木材に比べ耐久性は弱くなりますが、加工しやすく耐摩擦性にすぐれ、価格も比較的リーズナブルなため、フローリングのほか内装や家具などに多く使用されています。
御影石は吸水性が低いため、耐久性に優れた素材です。塩分を含んだ雨や潮風などの塩害にも強いため、建築の外部にも使われることが多くあります。また硬く丈夫な反面、加工する際に費用がかさむという弱点があります。
コーラルストーンは、サンゴや貝などの化石を含む石灰石です。表面に細かな穴が多数あり、高い消臭効果と調湿効果を有するため、外装のほか内装にも多く使用されます。また、価格が比較的リーズナブルな点もメリットのひとつです。
大理石は、御影石に比べ比較的軟らかく加工しやすい石材です。表面を研磨することで光沢が出るので、高級感のある空間を演出することができます。また、酸に弱く雨風などに打たれる環境では劣化が進むため、内装での使用に向いています。
錆バラは、見た目が茶褐色の錆に似た模様があることから名付けられた天然石です。硬く摩耗性に優れていることから、外壁にも使用されることが多い石材で、重厚感のあるデザインや、一部のアクセントなど多様な使い方ができます。
No.1
引用元:マイトレジャー
http://www.mytre.jp/works/works011/index.html
施工実績
210棟
※2016年度
坪単価
45.0万円〜55.0万円
No.2
引用元:サンキホーム
https://www.sankihome.co.jp/construct/detail19.php
施工実績
40棟
※2016年度
坪単価
50.0万円〜100.0万円
No.3
引用元:ホームスタイリング
https://www.home-styling.co.jp/gallery/n030/
施工実績
32棟
※2017年度
坪単価
65.0万円〜95.0万円
※2020年10月時点で、SUUMOに年間の施工実績と坪単価が記載されている湘南エリアの工務店を、施工実績の豊富な順、坪単価が安い順に掲載しています。